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佐賀県遺産データベース

第2005-12号 深川家住宅 (ふかがわけじゅうたく)

深川家住宅写真

主屋は江戸時代末期の建築と推定される。主屋と土蔵が渡り廊下でつながる。外観は真壁で、二階両端の戸袋を白漆喰で塗り込めている。一階出入口の大戸が失われているものの、縦格子が三間にわたって付き、町家らしい外観を呈している。内部には、「ざしき・ぶつま・ちょうば・みせ・どま」がある。土蔵は二階建で明治時代初期の建築と推定される。

検索情報
地域
中部地区
分類
建造物
基本情報
所在地
小城市小城町877-2
遺産にまつわる物語
深川家は、旧小城城下と鎮守の須賀神社(祇園社)を結ぶ参道沿いに位置する旧造り酒屋の町家である。裏の土蔵で酒造りが行われ、主屋の一角を占めていた店頭で、酒の小売りが行われていた。一部は荷馬車で牛津まで運んでいたそうである。深川家がある上町・中町・下町は、江戸時代前期の寛永年間に小城鍋島藩初代鍋島元茂によってつくられたとされる。この三町では、祇園川の清流を3本の水路によって取り込み生活用水にあてるなど、江戸時代の都市計画もうかがわせる。
特徴
主屋は江戸時代末期の建築と推定される。主屋と土蔵が渡り廊下でつながる。外観は真壁で、二階両端の戸袋を白漆喰で塗り込めている。一階出入口の大戸が失われているものの、縦格子が三間にわたって付き、町家らしい外観を呈している。内部には、「ざしき・ぶつま・ちょうば・みせ・どま」がある。土蔵は二階建で明治時代初期の建築と推定される。
保存や活用の取組
これまで様々なイベントや交流スペースとして活用されてきた。祇園祭やウォークラリーのチェックポイントとしても一般公開されている。平成20年からの道路拡幅に伴い引き家工事が行われた。今後も所有者や周辺まちづくり団体、小城市によって活用が検討されている。平成13年に国の登録有形文化財に登録された。
深川家住宅1

深川家住宅2

深川家住宅3

深川家住宅4

深川家住宅5


佐賀県  県土整備部 まちづくり課  
電話:0952-25-7326 ファックス:0952-25-7314 メール:machizukuri@pref.saga.lg.jp

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